日本でも有数の杉の生産地である宮崎県。
チトセホームの建物を支える構造材は、地元宮崎の耳川森林組合から供給を受けています。
適切に管理された森林から生産された樹齢40~60年生の杉材を活用しています。
構造材の選定に不可欠なのは、強度的な評価です。
強度試験機で材料1本1本について、木材のたわみにくさの指標であるヤング係数を測定しています。
また、チトセホームの構造材は、KD材と呼ばれる人工乾燥材を使用しています。
含水率を20%以下まで乾燥させた構造材は、歪みが生じにくく、変色や腐食を防ぐなど、長期的に安定した品質を保つ事ができます。
高温多湿で雨が多くシロアリ被害も多い宮崎県では、グリーン材と呼ばれる未乾燥の生木では、家にとって重要な部分において様々なリスクがあるのです。
地元宮崎県で45年以上家づくりに取り組んできたチトセホームでは、次世代に受け継ぐ事が可能な構造材の選定が欠かせないと考えています。